JALのJMBダイヤモンド特典一覧や達成条件まとめ2023 ※おすすめの最安ルートあり
JALマイレージクラブで最上級クラスのステイタスである「ダイヤモンド」。
ダイヤモンド会員になると、ファーストクラスラウンジやダイヤモンド会員専用のチェックインカウンター、専用の予約デスクなどの豪華特典を利用できるようになります。
その分達成条件の難易度も高いため、効率よくFOP(フライオンポイント)を貯めて、計画的にステイタス条件を達成しましょう。
この記事ではJMBダイヤモンド会員の特典一覧やおすすめ特典、最短・最安でダイヤモンド会員になるためのおすすめルートなどをご紹介します。
※アイキャッチ画像の出典元:JAL「JMBダイヤモンド」
JALのJMBダイヤモンドステイタスの特典・メリット
2023年時点でのJALのステイタスの中で最上位のステイタスがJMBダイヤモンドになります。
JMBダイヤモンドの特典には、3種類の分類があります。
- 1S(ファーストサービス):ステイタス達成の約1週間後から受けられる特典
- 2S(セカンドサービス):ステイタス認定(アプリへのステイタス反映)後から受けられる特典
- 3S(サードサービス):ステイタス達成翌年の4月から受けられる特典
ダイヤモンド会員の特典一覧を表でまとめると次の通りです。大半が1Sか2Sになっているので、達成後すぐもしくは2週間前後で特典を受けられることができます。
予約時 | |
専用予約デスク | 1S |
予約時の優先キャンセル待ち | 1S |
国内線前方座席指定サービス | 1S |
国際線前方座席指定サービス | 1S |
国内線先行予約サービス | 1S |
国内線特典航空券先行予約サービス | 1S |
搭乗時 | |
専用カウンターでのチェックイン | 2S |
空港での優先空席待ち | 2S |
受託手荷物無料許容量の優待 ※国内線:20kg/国際線:1個 |
2S |
ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場 | 2S |
JALグローバルクラブエントランス | 2S |
優先セキュリティレーン | 2S |
JALファーストクラスラウンジの利用 |
2S |
ダイヤモンド・プレミアラウンジの利用 | 2S |
ステイタスの提示によるラウンジの利用 | 2S |
国際線の優先搭乗 | 2S |
国内線の優先搭乗 | 2S |
プライオリティバッゲージサービス | 2S |
ボーナスマイル | ||
日本航空・アメリカン航空 | 1S | 130% |
ブリティッシュ・エアウェイズ | 1S | 100% |
イベリア航空 | 1S | 100% |
その他 | |
マイル有効期限の廃止 |
1S |
国際線Wi-Fiキャンペーン | 1S |
国際線アップグレード マイルバックキャンペーン | 1S |
国際線機内販売事前予約 | 1S |
JALとっておきの逸品 限定商品 | 1S |
パイロット体験 航空教室 | 1S |
新羅免税店での優待 | 2S |
サービスセレクション | 3S |
ワンワールドのエメラルド特典も得られる
JMBダイヤモンドステイタスを取得すると、同時にワンワールドのエメラルド資格が付帯してきます。
ワンワールド加盟航空会社便でもファーストクラス利用時とほぼ同様のサービスを受けられる魅力があります。
基本的にJAL搭乗時と同じメリットを得ることができます。
- ファーストクラスチェックインカウンター(設置されていない場合ビジネスクラスチェックインカウンター)の利用
海外の空港でもファーストクラスチェックインカウンターを利用することができます。海外はカウンターの行列が日本よりも長いことがあるので、国内以上にメリットがあります。 - ファーストクラスラウンジ(設置されていない場合、ビジネスクラスラウンジ)のご利用
海外の空港でもファーストクラスラウンジを利用することができます。近場では香港のキャセイパシフィックのラウンジは立派ですよ。 - 予約時の優先キャンセル待ち
- 空港での優先空席待ち
- 空港での優先搭乗
- ファストセキュリティレーンの利用
海外の一部空港で保安検査場で優先レーンを利用できます。空港によっては保安検査だけで2時間などかかる場合がありますが、非常に短時間で保安検査を終わらせることができます。 - 手荷物許容量の優待(通常プラス1個または通常プラス20Kg)
- プライオリティバッゲージサービス
例えば、タイのスワンナプーム国際空港では3時間前の空港到着が推奨されていたりしますが、優先チェックインカウンターやファストセキュリティレーンの利用でストレスなく通過することができます。
おすすめのダイヤモンド特典
JMBダイヤモンドの特典の中で個人的におすすめのものBest3を挙げます。
- ファーストクラスラウンジの利用
- マイル有効期限の廃止
- 専用チェックインカウンターと専用保安検査場
第1位 ファーストクラスラウンジの利用
やはり上級会員の特典のうち、最も利用するのが空港でのラウンジ利用になります。
特に国際線利用時のファーストクラスラウンジは非常に豪華で、食事ができたり、シャワーを浴びることができたり、仮眠をすることができたりとくつろげます。
国際線のファーストクラスラウンジは日本では成田空港と羽田空港のみで、関空やセントレアにはありません。
国際線でワンワールドのファーストクラスラウンジがあるのが、香港・クアラルンプール・ニューヨーク・ロンドン・ロサンゼルス・シドニー・メルボルンなどです。
国内線では主要5空港(羽田・伊丹・福岡・新千歳・沖縄)にダイヤモンド・プレミアラウンジがあり、サクララウンジにはない軽食を頂くことができます。
以下は、羽田空港の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジの様子です。
ビールは飲み放題です。私はお酒が強くないのでほとんど飲みませんが、多くの方が飲んでいますね。
コーヒーやスープも飲むことができます。
第2位 マイル有効期限の廃止
次におすすめのものは、通常は搭乗日から36か月後の月末に有効期限を迎えるマイルの有効期限が廃止されることです。
ステイタス達成に必要なFLY ONポイント、もしくは搭乗回数が条件を達成した日の翌月末に有効期限を迎えるものから対象になります。
しかも、ダイヤモンドやJGCプレミアからサファイアなどに戻った時はその日から36か月後に有効期限が設定されるので、3年に1回JGCプレミア以上を獲得するとマイルの有効期限は半永久的に廃止されます。
出典元:JAL会員ページ
第3位 専用チェックインカウンターと専用保安検査場
空港で大行列になることもあるチェックインカウンターや保安検査場で専用レーンが用意されており、大きく時短することができます。
特に国際線では1時間単位で時短ができるため、非常に便利に利用させていただいています。
国内線でも主要空港(羽田・伊丹・新千歳・福岡・沖縄)では、専用のチェックインカウンターと保安検査場が準備されています。
ステイタスの有効期限は翌年4月から翌々年3月まで
通常JMBステイタスの有効期限は翌年の4月から翌々年の3月までになっています。
しかし特典のところで記載した通り、1S(ファーストサービス)としてステイタス達成の約1週間後から受けられる特典、2S(セカンドサービス)としてステイタス認定(アプリへのステイタス反映)後から受けられる特典など分類があります。
ほとんどの特典が1Sや2Sになっており、ダイヤモンドに到達した少し後から特典は利用可能です。
JMBダイヤモンドとJGCプレミアの違い
JALのステイタスには、JGC(JALグローバルクラブ)会員限定でダイヤモンドよりも到達が簡単なJGCプレミアというステイタスがあります。
JMBダイヤモンドとJGCプレミアには大きな差はなく、JGCプレミアを目指している方も多くいらっしゃいます。
ステイタス | 達成条件 |
JGCプレミア | 80,000FOP(又は80回搭乗&25,000FOP) |
JMBダイヤモンド | 100,000FOP(又は120回搭乗&35,000FOP) |
ダイヤモンドにあってJGCプレミアにないものは以下の2つになります。
- JAL・アメリカン航空の搭乗時130%ボーナスマイル
(JGCプレミアはサファイアと同じ105%ボーナス) - サービスセレクションが豪華になる
上記だけだと、あまりダイヤモンドの恩恵は少ないように思えますし、JGCプレミアで十分に見えます。国内線中心の方やご家族での搭乗が多い方などはプレミアで十分だと思います。
あくまでも個人的な体感なのですが、非公式なところの差が大きいです。
非公式なサービスとしては、エコノミークラスなどがオーバーブッキング等で埋まった時に上位クラスへ変更してくれる「インボラアップグレード」、隣席を空けてくれる隣席ブロックをしてくれる頻度が高いなどの点があげられます。
まとめると、ダイヤモンドまで取得するメリットが大きい人は、以下に当てはまる人です。
- 一人での搭乗が多い(インボラアップグレードなどの機会が増える)
- 国際線の搭乗回数が多い(マイルがたまりやすい)
上記に当てはまらない方は、より条件達成が簡単なJGCプレミアを目指す方がお得です。
JGC会員になるためには通称「JGC修行」をして、JALグローバルクラブに入会する資格を得るところから始めましょう。
[clink url=”https://wp202308.jprimetravel.com/mile/jal-mile/jgc-shugyo/”]
JMBダイヤモンド会員になるための条件2パターン
JALでステイタスを達成する条件はFLY ONポイント(以下、FOP)で到達する方法と搭乗回数で到達する方法の2パターンです。
FOPとはJAL搭乗時にのみもらえるポイントで以下の式で計算されます。
FOP = (フライトマイル × FOP換算率) + 搭乗ボーナスFOP
フライトマイルの計算や搭乗ボーナスFOPなどは複雑ですが、JAL公式のFOP計算ツールでシミュレーションできます。
JMBダイヤモンドの到達条件は以下2パターンになります。
FOPでの到達 | 毎年の1月~12月の12カ月間(暦年)で100,000FOP(うちJALグループ便50,000FOP)以上の獲得 |
搭乗回数での到達 | 120回(うちJALグループ便60回)以上かつ35,000FOP以上の搭乗 |
100,000FOP(うちJALグループ便50,000FOP)以上の搭乗
FOPで達成する場合、初回搭乗キャンペーンで5,000FOPもらえるので、実質95,000FOPが必要になります。
1FOPを獲得するための費用であるFOP単価をできるだけ低く抑えることができれば、安く到達することができます。
FOP単価 = 航空券代金 ÷ 獲得FOP
FOP単価は10円以下を目指すのが目安です。
120回(うちJALグループ便60回)以上かつ35,000FOP以上の搭乗
回数で達成する場合、年間で120回の搭乗が必要になります。
つまり、月に10回ペースが必要で、毎週のっても到達ができないかなりのハードルです。
お仕事で飛行機に乗りまくる人以外はFOP修行のほうがいいです。
最も安いといわれている福岡-宮崎線 スペシャルセイバー料金 8,580円を根気よく往復できる人でも100万円以上必要になるので、通常修行するのであればFOPでの修行になります。
必要なお金や飛行機搭乗回数の目安
ダイヤモンド会員の条件を達成するには100万円ほどの費用が必要になります。
単純に100万円がコストになるというより、ダイヤモンドを目指しながら旅行や空港めぐりができれば旅のついでにステイタス取得もできてお得です。
回数で達成する場合は福岡-宮崎線 スペシャルセイバー料金 8,580円を60回往復して100万円ちょっとが最安ですが、さすがに同区間60往復は現実的ではないのでFOP修行で考えたいところです。
基本的にはFOP単価10円以下を目指していき、あとは趣味や楽しみ・海外などを含めて達成していく人が多いです。
ダイヤモンドまで到達させようとすると、搭乗回数もかなりのものになっていくのでフライト回数が少なく所要時間を短くできたり、身体への負担も少なくなることが望まれます。
単純に修行で普通席・エコノミーのみでダイヤモンド達成を目指せば100万円以下での到達は可能ですが、楽しみながらとなるとホテル費用や現地の観光費用も含めると100万円以上が必要になると考えられます。
JMBダイヤモンド修行のおすすめルート2023【最短・最安攻略】
JMBダイヤモンドを最短・最安で効率よく目指すなら国内線、国際線でそれぞれ以下の路線がおすすめです。
- 国内線:沖縄路線
- 国際線:アジア・オセアニア路線
それぞれ詳しく見ていきましょう。
国内線は沖縄路線一択
国内線はやはり沖縄路線が最強で、基本的には一択です。国内線での修行は、宿泊なしの日帰り修行が可能であるという点が大きなメリットになります。
2023年4月12日に国内線の運賃が改定されるので、スペシャルセイバーで早めに計画を立てて沖縄路線と修行のメインに組み込んでいきましょう。
夏場は少し高くなる傾向にあるので、早めに計画を立てて沖縄路線でいくらFOPを稼ぐかを中心に据えて、趣味の旅行や海外旅行(修行)・出張なども含めて100,000FOPに向けた計画を立てていくことがおすすめです。
私も実家のある空港よりも多く沖縄の那覇空港に行っているのは言うまでもありません。
【4/12以降の羽田-沖縄のFOP】
スペシャルセイバーで予約した場合、普通席はFOP単価10円を切ります。
クラスJはFOP単価が悪くなりますが、普通席からの当日アップグレード+3,300円が可能だとすれば、16,560円になるのでFOP単価10円を切ってきます。
FOP単価にこだわる人は、普通席で予約し当日アップグレードにかけましょう。
ファーストクラスはフレックス以外で予約できればラッキーくらいでとらえておけばOKです。
普通席のスペシャルセイバーのみで95,000FOP到達するためには29往復が必要ですので、1か月あたり2.5往復必要です。
769,080円で到達することが計算上は可能です。ただし、沖縄路線の往復を繰り返すことは本当に修行(苦行)になります。
ダイヤモンドの場合1年だけではなく目的が分からなくなるので、おすすめはしていません。(以下の金額は一例で日々変動します)
スペシャルセイバーの場合 | フレックスの場合 | |
普通席 | 1,676FOP / 13,260円
FOP単価:7.91 |
2,368 FOP / 48,240円
FOP単価:20.37 |
クラスJ | 1,872FOP / 20,190円 (当日アップグレード:16,560円)
FOP単価:10.78(当日アップグレード:8.85) |
2,564FOP / 55,830円
FOP単価:21.77 |
ファースト | 2,660 FOP(当日アップグレードのみ:24,260 円)
FOP単価:9.12 |
3,352FOP / 65,730円
FOP単価:19.61 |
国際線はFOP換算率が1.5倍になるアジア・オセアニア路線が優秀
国際線を修行に組み込む場合は、FOP換算率が1.5であるアジア・オセアニア路線が優秀です。
☆FLY ON ポイント換算率
・日本国内線:2倍
・JAL便の日本発着 アジア・オセアニア線、ウラジオストク線:1.5倍
・上記以外の国際線:1倍
回数を減らしたい場合は距離が稼げるメルボルン、よく修行僧が使う路線がシンガポール、クアラルンプールです。
※修行僧:ステイタス獲得のために飛行機の搭乗を繰り返す人
ただし、海外は沖縄便などの国内と比べてFOP単価が割高になることが多いうえ、宿泊が必要になるのでより計画的に組み込んでいくことが必要です。
シンガポール便でFOP単価を計算してみます。
Economy Specialの予約クラスはQになり、FOPは往復で2,980ポイントです。FOP単価は43円と非常に高いです。
ちなみに、Premium Economy Specialの場合は、FOPは往復で7,756ポイント、料金は204,300円、FOP単価は26円となります。
値段は高くなりますが、FOP単価を効率的に稼ぐにはプレミアムエコノミーもおすすめです。
しかし、国際線でFOPを稼ぐのはやはり昨今は燃油サーチャージが高いので割高になります。
FOPを効率的に獲得する裏ワザ
国際線に国内線を追加すると、激安で国内線分のFOPを獲得することが可能です。
国内線の中では、距離の長い沖縄や福岡がおすすめです。OKA-SINが一時期修行僧の間で流行しました。
空港には3レターコードがついており、OKAは沖縄那覇空港、SINはシンガポール・チャンギ空港のコードでOKA-SINは沖縄-シンガポールの意味になります。
先ほどの東京-シンガポールの航空券料金がこちら。
先ほどの航空券に東京-沖縄を加えた料金が以下になります。
先ほどの航空券になんと17,220円追加で沖縄往復をつけることができます。
国際線に付帯する国内線部分の積算率は国際線と同じになるので、Economy Specialの場合30%となります。以前はすべて100%だったので効果はだいぶ薄くなりましたが、それでも効率よくFOPを稼ぐことはできます。
JMBダイヤモンド会員を継続するコツ
JMBダイヤモンド会員を維持するためには効率的に愚直に飛行機に乗ることがどうしても必要です。
お仕事で出張が多い方は気にしなくていいかもしれませんが、プライベートで修行している方は計画をたてて飛行機に乗る機会を増やすしかありません。
修行とは言いますが、なるべく機内時間や旅自体をしっかりと楽しむことがコツです。
沖縄路線ばかりだと苦痛でしかなくなるので、沖縄でも離島を満喫したり本島のなかでもいろいろな観光地があるので、観光もしっかりしましょう。
加えて、その他の地方や海外もしっかりと修行に組み込んでFOP単価ばかりに注目せずに楽しんでダイヤモンドを目指してみてください。
計画をしっかりと立てよう
いつどれだけ飛行機に乗ることができるかを考えて年間の計画を立てましょう。
1日で集中して乗りまくる派、細かく分けて乗る派いろんな方がいらっしゃいます。
記事執筆時は伊丹と関西空港発着限定のFOP2倍キャンペーンをやっているので、修行僧の人を機内で多く見かけました。
関空-羽田便で羽田到着時に「伊丹空港行にお乗り換えのお客様~」と放送していることがあり、修行しているなぁと思うものです。
ご自身のスタイルを見極めて、お金は多少多めにかかっても楽しむのか、修行ととらえてFOP単価最優先とするのか考えてみましょう。
個人的には、観光に行った先の発展のためにも、いろいろな旅行をしっかり組み込んでダイヤモンドを達成するほうが好きですね。
キャンペーンが発表されたら即座に対応しよう
もうひとつは突如開始されるFOPのキャンペーンが発表されたら即座に対応するということになります。
今年は2月に大阪発着限定のFOP2倍キャンペーンが突如発表されました。
発表直後はまだ航空券に空きがあったものの、今では安く買えるチケットは少なくなってきています。
やはりキャンペーンの威力は強烈なので、めったにないですがキャンペーンが発表されたらなるべく予定を確保してキャンペーンに対応しましょう。
[clink url=”https://wp202308.jprimetravel.com/mile/jal-mile/fop-campaign/”]
JMBダイヤモンドのさらに上「ダイヤモンドメタル」
出典元:JAL「新しいFLY ON サービス 「ダイヤモンドメタル特典」」
2023年3月16日にJMBの最上位ステイタス「ダイヤモンドメタル」の導入が発表されました。
これまでもメタル制度自体は存在し、一部の会員がいることが一部では知られていましたが、基準などは一切明かされていませんでした。
それが今回、正式にダイヤモンドメタルの特典がオープンになり、基準を達成すればダイヤモンドメタルの特典を受けることができます。
ダイヤモンドメタルになると変わること
ダイヤモンドメタルの特典内容は、以下の5つです。
- メタル会員専用の予約デスクがあること
- 国際線航空券予約時に発生する取扱手数料が無料になること
- 羽田-伊丹/福岡/新千歳線の普通席の国内線航空券の予約確約
- ボーナス30,000マイルプレゼント
- 整備士製作のメタルカードの贈呈
この中ではボーナス30,000マイルが地味にうれしいですね。
それ以外はメタルカードといい、本当にステイタス的なものかなと感じます。メタルもダイヤモンドとプレミアの差のような目に見えないサービスの差がありそうですね。
ダイヤモンドメタルになるには
ダイヤモンドメタルの達成基準は、毎年1月~12月でJALグループ便150,000LFOP以上またはJALグループ便180回以上かつJALグループ便50,000FOP以上の搭乗になります。
通常のダイヤモンドに加えて50,000FOPの追加が必要です。
ここまでくると見た目の実益は少ないので、修行しなくてもメタル到達する人はともかく、修行してとなると本当に趣味の世界ですね。
ただし、2024年から大きくステイタスが変わることがすでに案内されているので、クレジットカード使用額などANAのダイヤモンド+Moreのような条件になってくるのでは?と予想しています。
JMBダイヤモンド会員になってよかったこと
ダイヤモンド会員になってよかったことは、やはり国際線ファーストクラスラウンジや国内線のダイヤモンドプレミアラウンジが利用できることやプライオリティパッケージサービスがあることはフライト時に非常に楽ですね。
特に、食事の時間がなかった時などは、国内線でもパンやおにぎりといった軽食がフライト前に無料でいただけることは本当にいいと思います。
しかし、ダイヤモンド会員で最もよかったのはトラブル時の対応です。
コロナ前になりますが、ロサンゼルスから関空へのフライトがトラブルによる関空閉鎖によって上空で待機した後、羽田で一時降機、その後深夜に関空に向かったということがありました。
その時の対応として、羽田空港でいつ出発できるのかわからずに待っている間もファーストラウンジでゆったりと食事をしながら過ごすことができた点、関空の到着が深夜だったにもかかわらず、通常の保障に加えて翌日の航空券の変更やホテルの手配などJALに非がないにもかかわらず丁寧にご対応いただけました。
JALのことが好きになった瞬間でしたが、やはりステイタスがあるというのが大きかったですね。