ハイアットのブランドエクスプローラー達成で無料宿泊特典をゲット
今回は、ハイアットのブランド・エクスプローラー・アワードを獲得するために、米国ニューヨークのマンハッタンにあるハイアット系ホテルに宿泊した様子をブログレビューとしてシェアさせていただきます。
3年以上振りに海外旅行がほとんど制約もなくできるようなりました。この記事が、ハイアットファンでこれからマンハッタンへの訪問を計画されている方、ハイアットのブランド・エクスプローラー・アワードの挑戦を考えている方の参考になれば幸いです。
ハイアットのブランド・エクスプローラー・アワードとは
ハイアットのブランド・エクスプローラー・アワードとは、ワールド・オブ・ハイアットに参加しているハイアット系ホテルの5つの異なるブランドのホテルに宿泊すると、カテゴリー1~4のホテルでの無料宿泊特典1泊分がアワードとして付与される制度です。
公式サイトの説明では、「適用客室料金のお支払い、ポイントのご利用、または獲得された無料宿泊特典のご利用のいずれかの方法での宿泊が対象」となっています。要するに、ワールド・オブ・ハイアットの公式サイトから予約した宿泊のみが対象で、それ以外の旅行サイト等から予約した宿泊は対象外ということですね。
5つの異なるブランドに宿泊し、アワードを獲得した後でも、さらに異なる5つのブランドに宿泊すれば、さらにアワードを獲得できます。ただし、アワードの無料宿泊特典の使用期限は、獲得してから1年間となっています。
ハイアットは世界中に26のブランドを展開
ハイアットの公式サイトでは、「26の個性溢れるホテルブランドで展開する1,000軒以上のホテル」(2023年5月24日時点)という記述があります。
ハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツ(グローバル・ハイアット・コーポレーションが運営)は、近年リゾートホテルを中心に旺盛に買収を繰り返し、規模の拡大を進めているので、順次増えていく予定です。
現時点のハイアットの26ブランドのうち、日本には8個のブランドが上陸しています。2024年前半に開業予定の「キャプション by Hyatt なんば 大阪」がオープンすると、9個のブランド展開となります。
国内だけだと、最初の5個のブランド・エクスプローラーはすぐに達成できますが、10個は2024年になっても達成不可能です。そこで、海外へブランド・エクスプローラーの修行に行こうという気になるわけです。
ハイアットのロイヤリティ・プログラムというマーケティング手法にすっかり乗せられているとも言えますが、筆者自身が楽しみ満足しているので、Win-Winの関係ができていると言えるでしょう。ハイアットは特にファン作りが上手いと感心します。
マンハッタンでブランドエクスプローラーを目指す理由
マンハッタンを目指したのは、いくつかの理由があります。たまたまユナイテッド航空が北米⇔日本の減額マイルキャンペーンを行っていたので、それを利用することにしました。エコノミークラスで片道一人25,000マイルでしたから夫婦二人で往復10万マイルでした。ゴールデンウィークも対象になっていたので、そのタイミングで利用することにしました。
日程によっては25,000マイル以上必要でしたが、日程と空港の組み合わせを調べて片道25,000マイルの区間を予約しました。具体的には往路が羽田空港からワシントン・ダレス空港、復路がボストン空港から羽田空港ですが、ワシントン・ダレス空港で乗り換えます。
また、マンハッタンなら一拠点でハイアット系の異なるブランドも集まっているので、エクスプローラーには効率的だと考えました。
さらに、ハイアットのカテゴリー1~7の無料宿泊特典を持っていましたが、その有効期限が2023年6月1日までだったため、これを日本国内ではなく、どうせならマンハッタンで利用したいと考えました。
WORLD OF HYATTに「マイルストーンリワード」というプログラムがあり、ステータスの有無にかかわらず、会員の1暦年(1月~12月)の滞在数に応じて種々の特典が獲得できる制度があります。対象宿泊数は20泊からスタートし、100泊まで10泊ごとに、ボーナスポイントやスイートへのアップグレードなど、さまざまな特典を獲得できます。
例えば、年間30泊でカテゴリー1~4の無料宿泊特典、年間60泊でホテルカテゴリー1~7の無料宿泊特典を獲得できます。特典は基本ポイントでも獲得できますが、ここでは宿泊数のみに関する特典の抜粋を下記の表にまとめました。
年間宿泊数 | 特典 | 備考 |
20泊
(35,000基本ポイント) |
クラブラウンジ利用特典2回 | 会員本人以外の者が別の部屋を予約する際にクラブラウンジを利用できる特典 |
30泊
(50,000基本ポイント) |
カテゴリー1~4の無料宿泊特典&クラブラウンジ利用特典2回 | |
40泊
(65,000基本ポイント) |
5,000ボーナスポイントorハイアットギフトカード100ドル分or FINDエクスペリエンス・クレジット150米ドル分 | |
50泊
(80,000基本ポイント) |
スイートへのアップグレード2回分 | 1回につき7連泊まで適用 |
60泊
(100,000基本ポイント) |
ホテルカテゴリー1~7の無料宿泊特典&スイートへのアップグレード2回分&マイハイアットコンシェルジュの利用 | マイハイアットコンシェルジュ:専属のコンシェルジュ担当者が付く |
70泊 | 10,000ボーナスポイントorスイートへのアップグレード1回分 | |
80泊 | 10,000ボーナスポイントorスイートへのアップグレード1回分 | |
90泊 | 10,000ボーナスポイントorスイートへのアップグレード1回分 | |
100泊 | 10,000ボーナスポイントorスイートへのアップグレード1回分 |
ハイアットのブランドエクスプローラーを達成したホテル3つ
WORLD OF HYATT のスマホアプリで目的地をマンハッタンで検索すると、マンハッタン近郊も含めて46軒のホテルが表示されます。その中から日本に上陸していないブランドだけを選びました。
すると、THOMPSONブランドが3ホテル、HYATTブランドが3ホテル、jdVブランドが3ホテルありました。この中で、カテゴリー7までの無料宿泊特典で宿泊してみたいホテルを選び、あとはロケーション、宿泊料金、宿泊ポイントを比較して3ホテルに絞り込みました。
ブランド名 | ホテル名 | 場所 | カテゴリー | 宿泊料金(税サ別)ポイント数 | URL |
THOMPSON
トンプソン |
CENTRAL PARK NEW YORK
セントラルパークニューヨーク |
119 West 56th Street | カテゴリー6 | $352~
(会員限定3泊目無料プラン適用時) |
https://www.hyatt.com/thompson-hotels/ja-JP/lgatp-thompson-central-park-new-york |
The Beekman
ザ ビークマン |
123 Nassau Street | カテゴリー6 | $484~
21,000 P~ |
https://www.hyatt.com/thompson-hotels/ja-JP/lgath-the-beekman | |
Gild Hall
ギルドホール |
15 Gold Street | カテゴリー5 | $216~
17,000 P~ |
https://www.hyatt.com/thompson-hotels/ja-JP/lgatg-gild-hall | |
HYATT
ハイアット |
Grand Central New York
ハイアットグランドセントラルニューヨーク |
109 East 42nd Street | カテゴリー5 | $245~
17,000 P~ |
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/new-york/hyatt-grand-central-new-york/nycgh |
Herald Square New York
ヘラルドスクエアニューヨーク |
30 W 31st St | カテゴリー5 | $247~
17,000 P~ |
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/new-york/hyatt-herald-square-new-york/nychh | |
Union Square New York
ユニオンスクエアニューヨーク |
134 Fourth Avenue | カテゴリー6 | $304~
21,000 P~ |
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/new-york/hyatt-union-square-new-york/nycus | |
jdV
ジェイディーヴイ |
The Time New York
ザタイムニューヨーク |
224 W 49th Street | カテゴリー6 | $237~
21,000 P~ |
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/new-york/the-time-new-york/lgajt |
Park South Hotel
パークサウスホテル |
124 East 28th St | カテゴリー5 | $228~
17,000 P~ |
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/new-york/jdv-park-south-hotel/lgajp | |
Hotel 50 Bowery
ホテル50バワリー |
50 Bowery | カテゴリー5 | $232~
17,000 P~ |
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/new-york/jdv-50-bowery/lgajd |
カテゴリー7までの無料宿泊特典は、ホテルによって使える日と使えない日がありました。
こちらとしてはできるだけ宿泊料金が高い時、つまり週末に使いたいのですが、週末には使えないホテルが大半でした。
最終的にTHOMPSON CENTRAL PARK NEW YORK、HYATT GRAND CENTRAL NEW YORK、HOTEL 50 Boweryに決め、電話で予約センターとも相談しました。マイハイアットコンシェルジュでも良かったのですが、営業時間の問題があったと思います。
以下の日程でハイアット・ブランドエクスプローラーの旅に出ました。
- 4月28日(金)THOMPSON CENTRAL PARK NEW YORK カテゴリー1~7無料宿泊特典
- 4月29日(土)HOTEL 50 Bowery ポイント宿泊 20,000P
- 4月30日(日)HYATT GRAND CENTRAL NEW YORK ポイント宿泊 20,000P×2部屋
- 4月30日だけはRADWINPSのライブを観に来た家族用に2部屋取りました。
それでは、それぞれのホテルについて宿泊した感想などをご紹介致します。
THOMPSON CENTRAL PARK NEW YORK
THOMPSON CENTRAL PARK NEW YORKへはニューヨーク・ラガーディア空港から向かいました。ラガーディア空港からバスと地下鉄を乗り継いで行きます。メトロカードを$1.0で購入し、$5.5をチャージすると、空港から最寄りの地下鉄の駅「Jackson Heights Roosevelt Ave.」までのバス(Q70)が無料になります。
地下鉄は片道1回$2.75なので、$5.5のチャージで2人分乗ることができます。メトロカードを2回通すのですが、結構何回もやり直しました。非常に原始的な券売機に改札口ですが、改札口はタッチ決済のできるクレジットカードやそれに紐づいているスマホであれば、タッチするだけでゲートが開くことを後から知りました。
地下鉄のFラインを使って「57 St」の駅から地上に出ましたが、10年以上ぶりのマンハッタン訪問のため、少し迷いました。駅から5分もかからないはずが、10分くらいウロウロして56th Street に面しているホテルを見つけました。
出典:公式サイト
THOMPSON CENTRAL PARK はさすがカテゴリー6のことはあります。入口はいたってシンプルですが、中に入ると天井も高く、フロントの後ろに巨大なアート作品が飾られており、実にスタイリッシュです。
出典:公式サイト
エレベーターも行きたい階を押せば、自分が乗るべきエレベーターの番号が表示されるシステムです。筆者は初めてお目にかかりました。
出典:公式サイト
現在のボタンは公式HPのものより小型化されています。
アサインされたのは15階の少し広めのお部屋です。避難経路図で、フロアのレイアウトがわかります。
リビングルームエリアとベッドルームエリアのあるスタジオスイート(42㎡)のお部屋でした。リビングルームにはバーカウンタータイプのテーブルもあり、ちょっとした食事をするのにも重宝しそうです。
リビングルームエリアとベッドルームエリアの間に棚があり、テレビと美術品が置かれています。
ベッドの上にはウエルカムメッセージが置かれています。
ウエルカムメッセージの内容は次の通りです。
コーヒーマシンのネスプレッソもありましたが、日本のと比べるとゴツイ感じです。コップは紙コップです。冷蔵庫には何も入っていません。
このお部屋のバスルームはシングルシンクで、バスタブはなく、シャワールームのみです。ボディソープやシャンプー、コンディショナーは「BOWMAKER」ブランドの備え付けリフィルタイプです。
バスローブは厚手の生地のトンプソンオリジナルです。
このホテルにはクラブラウンジはありません。
翌朝、ホテル1階のレストラン「PARKER’S」でいただきます。
筆者はカフェラテ、オレンジジュース、ヘルシア~エルビスと名前のつけられたお料理を注文しました。PARKER’Sはジャズのサックス奏者、チャーリー・パーカーに関係しているものと思われます。
このトンプソンセントラルパークも以前は「PARKER NEW YORK」と呼ばれていました。HYATTがリブランドして2021年11月1日に開業しています。今でも旅行サイトによってはパーカーニューヨークの名前のままになっている所もあります。
調べてみると、PARKER NEW YORK も2018年1月に「Le Parker Meridian」からリブランドしていました。Parkerの名前は受け継がれているようですね。
HYATT GLOBALIST特典の朝食は、ドリンク類はホットとコールドを1種類ずつと、メイン料理を1種類といわれました。
筆者はカフェラテ、オレンジジュース、ヘルシア~エルビスと名前のつけられたお料理を注文しました。
カテゴリー6のホテルの朝食とあって健康志向で洗練されているような気がします。
レストランを利用しているお客さまは、筆者の隣のテーブルには3~4歳くらいの金髪の女の子とその母親らしき女性でしたが、食後は伝票も受け取らずに帰ったように見受けられました。
ホテルで暮らしているセレブでしょうか。
と妄想していると、我々の伝票がきました。
何と!$103.21もするではありませんか!!
よく見ると、ベース価格$79にサービス料が20%の$15.8、税金が$8.41と、サービス料と税金で$24.21も取られています。
サービス料という名前のチップが20%ついており、これは払わされるかな、と覚悟していましたが、チェックアウトの時に確認しましたが、宿泊代も朝食代も一切費用はかかりませんでした。
この時の一般的な宿泊料金を調べると、28㎡のスタンダードツインのお部屋でも95,000円はしています。スタジオスイートと呼ばれる我々がアサインされたお部屋は42㎡あるので、142,000円はするようです。
トンプソンセントラルパークニューヨーク周辺情報
トンプソンセントラルパークから徒歩7分の5th Ave.に、セントレジスホテルニューヨークがあります。1904年に発祥したそのままの建物で営業しています。
以前、このブログレビューでも「セントレジスホテル大阪」に宿泊した時の記事を紹介したので、是非本家本元のセントレジスを見てみたいと思いました。
映画「プラダを着た悪魔」やドラマ「ゴシップガール」でもロケ地として使われているので、記念撮影をしている人もいます。
建物の中に入ってみようかと思いましたが、玄関は階段を数段昇った所にあり、宿泊者でもない者が見学だけに入れるような雰囲気ではありませんでした。
次回にマンハッタンを訪問する際には、バトラー(執事)サービスを受ける準備をして、是非とも宿泊してみたいものです。
5th Ave.はブランドの旗艦店も多々あり、中でも目を引いたのはティファニーの向かい側にあるルイヴィトンです。
店頭には人だかりができていたので、近づいてみると…
草間彌生のロボットが動いていました。
草間彌生ワールドを前面に出しており、日本人としては誇らしく思います。
セントラルパークもすぐ近くです。入口付近にはプラザホテルもあります。1985年9月のプラザ合意が行われた場所であり、映画「クロコダイルダンディー」や「ホームアローン」などの舞台にもなりました。
セントラルパークに入ると、ジョギングやサイクリングをしている人も多く、健康的です。馬車も似合います。
大都会のど真ん中にこれだけの広大な敷地の自然が残されているのは、本当に素晴らしいことです。
ホテル50バワリー jdV BY HYATT
THOMPSONブランドの次は、「jdV BY HYATT」 というブランドのホテルに宿泊します。
jdVとはJoie de Vivre(ジョア・ド・ヴィーヴル)の略で、フランス語で「生きるよろこび」を表しています。
ブルックリン橋やワールドトレードセンターにも徒歩圏内なので、予約しました。カテゴリー5で20,000ポイント使います。
地下鉄の57 ST の駅からQのラインに乗り、Canal Street駅で降りました。Expressだったので、4駅11分で着きました。
Canal Street駅の地上に出てびっくり‼ 巨大なチャイナタウンでした。日本にある横浜や神戸の中華街とはスケールが違います。
中国系の移民が昔から生活の基盤をしっかり作ってきたという歴史が感じられます。
HOTEL 50 BOWERYはバウリー通り50番地という住所から取っているようですが、隣がHSBC(香港上海銀行)のビルで、ホテルのスタッフも内装も中国系です。
jdV BY HYATT の看板もしっかり掲げられています。
フロントの中国系の方の英語は非常に聞き取りにくく、閉口しました。
建物は22階建てで、L字のような形です。
カードキーは中国色たっぷりです。
アサインされたのは17階の26㎡のスタンダードタイプのお部屋でちょっと狭く感じます。
バスルームはシングルシンクでシャワーのみです。
もちろんシャワートイレではありません。
バスアメニティのブランドは「REVOLVE」です。
バスローブはホテル50バワリーオリジナルで、背中には龍の刺繍です。
ホテル50バワリーの朝食は1階にあるレストラン「Cafe Mish Mash」でいただきます。一旦外に出て、隣のドアから入ります。レバノン料理のお店だそうです。
お店の中はエキゾチックです。天井も高く巨大スクリーンもあります。
HYATT GLOBALIST特典の無料朝食は、$50となっていました。1人$20くらいにして、税金やチップなどを含めて$50を超えるようなら、その分は支払おうと考えていました。伝票を見たお店の人は、お金は不要とのことでした。
ホテル50バワリーには土曜日に宿泊したので、旅行サイトから申し込むと60,000円以上はするようです。
ホテル50バワリーの周辺情報
雨の中をブルックリン橋まで行きました。ウォール街あたりの高層ビルも雲の中です。本当は夜のブルックリン橋の夜景を見たかったのですが、雨で出ていく気になりませんでした。
ブルックリン橋は1869年に建設を開始し、14年後の1883年に完成しています。日本では明治時代初期ですが、この時に建設した橋が今でも使われていることに驚嘆せずにはおれません。
ワールドトレードセンターも徒歩圏内でしたが、雨で行けず。ただし、2日後に晴れたので行ってきました。
ワールドトレードセンターはツインタワーで、ノースタワーとサウスタワーがありました。今はその跡地にプールができています。
Oculusというラテン語で眼/目の意味の名前を持つj建物もあります。教会の天窓を指すこともあるようです。
ワールドトレードセンターからは少し離れますが、ハドソンヤードに「Vessel」という蜂の巣のような話題の新名所の前も通りました。2019年3月のオープン以来4人の飛び降り自殺が発生したそうです。
自殺者が出るたびに有料化したり警備員を増やしたり、2名以上でしか入れないようにして対策しているようです。この時も立ち入り禁止でした。
HYATT GRAND CENTRAL NEW YORK
ブランドエクスプローラー3ヶ所目はHYATTブランドです。GRAND CENTRAL STATIONの隣にあり、非常に便利な所です。家族がRADWINPSのライブコンサートを観にくるとかで、会場のパラディウムタイムズスクエアに比較的近いこのホテルで合流することにしました。
HYATT GRAND CENTRAL NEW YORKは以前はGRAND HYATTブランドでした。HYATTとGRAND HYATTの違いは、ブランドコンセプトを読んでも正確にはわかりません。GRAND HYATTは日本にも東京(六本木)と福岡にありますが、HYATTブランドはまだ日本にはありません。
HYATT GRAND CENTRAL NEW YORKに入ってすぐに巨大モニュメントに圧倒されます。
ロビーは広大でレセプション(フロント)もスケールが大きいです。
アサインされたのは30階のコーナールームです。ベッドとソファはありますが、スイートアワードを使ったにもかかわらず、期待はずれでした。
バスルームはシングルシンクでバスタブのないシャワーのみの仕様です。シャワーは固定式です。
HYATT GRAND CENTRAL NEW YORKのラウンジ紹介
GRAND HYATTの頃はクラブラウンジもあったようですが、HYATTになってからもラウンジはあります。ただし、アルコールは有料でビールとワインくらいしかなく、フードプレゼンテーションも今はやっていません。
屋外にもテラス席があるので、そちらでひなたぼっこでもしながらと思いましたが、雨がガンガンに降っており、雷もなっていたので諦めました。
家族は車で来ており、ホテルの前で荷物を降ろそうとしたら、バレーパーキングにされ、$80が部屋にかかってくるとのことでしたが、結局請求はされませんでした。
ニューヨークの朝焼けがビルに反射し、幻想的な景色です。
HYATT GLOBALIST特典の無料朝食は、ロビー階のレストランでいただきます。
ブッフェスタイルです。フルーツが大きくカットされており、食べごたえがあります。
HYATT GRAND CENTRAL NEW YORKの周辺情報
朝、朝食前に散歩に行きました。歩いているとWALDORF ASTORIAが改装工事を行っていました。1985年に公開された映画「星の王子ニューヨークへ行く」でロケ地になっていましたが、今回のマンハッタン訪問でも予約状況の確認をしましたが、全て×印だった理由がわかりました。
憧れのホテルなので、一度は泊まってみたいものです。2025年度には大阪うめきた再開発エリアにWALDORF ASTORIAが日本初上陸開業の予定です。2026年には東京でも日本橋駅直結のビルに開業の予定です。
さらに歩くと、MoMA(NY近代美術館)があります。2004年11月にリニューアルオープンした際、日本人建築家の谷口吉生(よしお)が設計した新館が披露されました。
朝のオープン前には中に入ることができず、カーテンの隙間から少し中庭が見えただけです。
このMoMA、一般の入場料は大人$25/人で平日は17時半で閉館しますが、毎月第一金曜日の夕方16時~20時は、ある日本企業のブランド名を冠した〇〇NYC Nightsと呼ばれて無料になります。
素晴らしい社会貢献だと思います。
そういえば、近くにそのブランドのお店がありました。
この後はロックフェラーセンターなどを通ってホテルに戻りました。本当はロックフェラーセンター最上階の「TOP OF THE ROCK」にも行きたかったのですが、時間的余裕がなく、今回は諦めました。
ホテルに戻り、朝食をいただいてからワールドトレードセンター巡りをしたのは前述の通りです。
チェックアウトはEXPRESS CHECK OUTであればカードキーをボックスに入れるだけですが、バレーパーキングの件もあったので、フロントで確認しましたが、一切料金はかかりませんでした。
今回のHYATT GRAND CENTRAL NEW YORKの一般的な宿泊料金は43,000円くらいするようです。
チェックアウト後、2日程でブランドエクスプローラーのレ点が11個になりました。カテゴリー1~4の無料宿泊特典も獲得できました。
ハイアットのブランドエクスプローラーまとめ
今回の記事作成にあたって改めてHYATT系3ブランドのホテルを調べました。もう一度やり直せるとしたら、THOMPSONはザビークマン、HYATTはユニオンスクエア、jdVはザタイムニューヨークにすると思います。
無料宿泊特典が使えるかどうか、ポイント宿泊がピークになっていないかなどの確認も必要ですが、筆者はWORD OF HYATTのアプリで紹介される写真で決めていました。
もう少し慎重に選択するべきであったと思います。
次は15個を目指して、新たな4ブランドに宿泊したいと思います。恐らくアジア方面になるかと思いますが、GLOBALISTを維持するためには宿泊実績も積み重ねる必要がありますので、カテゴリーの低いホテルで長期滞在もしてみたいと考えております。
また、今回は往路はエコノミー席で行きましたが、3列シートの窓側から2席でした。トイレに行くのにも通路席の人に気をつかう必要があったので、復路は追加料金を払ってプレミアムプラス席にしました。ポラリス(ビジネスクラス)にも空席が結構ありましたが、そちらにアップグレードする方法もありそうなので、今後の課題にしたいと思います。
アメリカの入国は非常に厳格で、待ち時間も長いのでぐったりしました。ワシントンDCダレス空港で入国審査待ちの列に並び始めてから解放されるまで2時間かかりました。
アメリカへの到着日は空港周辺のホテルにしておいて良かったと思います。ワシントン・ダレス空港ではハイアットリージェンシー・ワシントンダレスがあったので、予約していました。ここはカテゴリー1でしたので、6,500ポイントで宿泊できました。ただし、残念なことに、「ハイアット・リージェンシー」ブランドにもかかわらず、クラブラウンジがありませんでした。
よい旅をお楽しみ下さい!