【宿泊記】ヒルトン名古屋のブログレビュー ※ダイヤモンド会員特典あり
名古屋出張の際にヒルトン名古屋に宿泊してきました。
最近はすっかり名古屋出張の定宿になりつつあります。
今回はダイヤモンド会員になってから初めての宿泊なので、ダイヤモンドの特典を中心に書こうと思います。
ヒルトン名古屋は1989年3月に開業した地上28階建て、高さ110.50メートルのホテルです(Wikipediaより)。
さすがにバブル期に建てられただけあって、若干の古さを感じる部分がある反面、重厚で安定感のある建物でした。
※上図のホテル外観画像出典元:ヒルトン名古屋「ヒルトン名古屋の魅力」
1. ヒルトン名古屋へのアクセス
ヒルトン名古屋は名古屋駅から地下鉄で一駅行った地下鉄東山線「伏見」駅から徒歩3分のところにあります。
名古屋駅から徒歩17分というのは、荷物を持って歩くには厳しい距離です。
名古屋駅直結の名古屋マリオットアソシアホテルに比べるとやはり少し不便です。
仕事終わりでホテルに着いたときは19時前でしたが、地上110メートルの建物は暗がりの中でも圧倒的な存在感がありました。
1階の正面玄関の前には数台のタクシーが入れ替わり横付けされ、スタッフの皆さんもとても忙しそうに働いていました。
正面入り口を入るとカフェ 3-3 アーティサンスイーツ&ベーカリーがあります。
このときはストロベリースイーツビュッフェ「Strawberry Masquerade」というイベントを開催中でした。
季節ごとに様々なイベントをやっているようです。
2. チェックイン
入り口を入ってすぐ右手にフロントがあります。
いつもはここでチェックインするのですが、この日はダイヤモンド会員ということでエグゼクティブラウンジでのチェックインを勧められました。
フロントを抜けるとエレベーターがあり、そのままラウンジのある26階まで上がることが出来ます。
エレベーターの中は360度すべてが金色で、名古屋らしさを感じることが出来ます。
最近はルームキーを探してボタンを押すものが多いですが、こちらは特にそのようなセンサーもなく、そのまま目的階のボタンを押すことが出来ます。
ラウンジは26階でエレベーターを降りてすぐのところにあります。
1階フロントの奥のエレベーターを使って一気に26階まで上がることが出来ます。
実は、今回ヒルトンプレミアムクラブジャパン(HPCJ)を通してスタンダードルームのQUEEN HILTON GUESTROOM(30㎡、ベッドサイズ150×200)を予約していました。
しかし、チェックイン時には24階のKING PREMIUM EXECUTIVE ROOM(30㎡、ベッドサイズ180×200)にアップグレードされていました。
早速ダイヤモンドの効果発揮というところでしょうか。
3. ヒルトン名古屋で宿泊した客室の様子
チェックインが終わったら早速お部屋に向かいます。
お部屋は24階、エグゼクティブラウンジの2つ下の階にありました。
ラウンジフロアにもお部屋があるので26階にしていただくこともできたのですが、ヒルトン名古屋のラウンジは通路を挟んで両サイドにあるため、26階とその下の25階はかなり音が響くとのアドバイスをいただき、おすすめされた24階にすることにしました。
結論から言うと、24階でも意外と上階の物音が響いたので、24階で正解でした。
お部屋は入ってすぐ右手にクローゼット、左手に洗面所があります。
2つのクローゼットの間には鞄とスーツケースを広げて置いても十分なスペースがあります。
バゲージラックの引き出しには浴衣が入っていました。
私は寝相が悪いので個人的には浴衣よりパジャマの方が好みです。
クローゼットの中にはパスローブとセイフティボックスがあります。
お部屋の中央にはクイーンベッドが1つとテーブルが1台、その奥に窓に沿ってソファが配置されています。
アップグレードしていただいたベッドは180×200と大きく、1人で眠るには十分すぎる大きさです。
ベッドサイドには集中スイッチがあり、ふとんに入ったまますべての照明を操作できます。
電源もベッドの両サイドにあり、電源の奪い合いにならずに携帯を充電できます。
バレンタインデーが近かったためか、ペットボトルのお水と一緒にチョコレートが置いてありました。アルコール入りで大人の味です。
いつものようにネスプレッソもあります(コーヒーはラウンジでしっかり飲んだので結局一杯も飲めませんでしたが)
引き出しにはほかにも紅茶や緑茶が2人分ずつ入っていて、1人で過ごすには十分なサービスです。
奥の障子を開けると名古屋の夜景が一望できます。東側のお部屋からも夜景は見えますが、個人的には名古屋駅前の高層ビル群が見える西側のお部屋がお気に入りです。
このホテルに泊まるたびにいつも感じるのですが、電気を消して窓から見える夜景はまるで絵画のようです。この点はマリオットからの景色からよりも良いのではないかと想像しています。
左手の洗面所には、洗面台とトイレ、ガラス1枚で仕切られたお風呂が付いています。
トイレがあるため洗面スペース自体は広くありませんが、洗面台はきれいで広々として使い勝手が良かったです。
アメニティはいつものクラブツリー&イヴリンです。
トイレとバスルームはガラス1枚を隔てた同じ部屋にあります。
バスは深めで若干時代を感じますが、足を伸ばして浸かるのに十分な広さです。場合によっては2人で入ることも出来そうです。
水圧は十分とは言えないまでもまあまあの量です。
4. ヒルトン名古屋のエグゼクティブラウンジ
チェックイン後、一旦部屋に荷物を置いてからすぐにラウンジに戻ってきました。
18時半頃でしたが、6割ぐらい席が埋まっていました。
ドリンクは、ビールのほか、ワインも複数置いてあり、美しい夜景を見ながらお酒を楽しむことが出来ます。
ビールはハイネケンとキリンとアサヒの3種類です。
もちろんソフトドリンクもしっかりそろっています。
麺やご飯ものはなく、軽食と言うよりもどちらかといえばお酒のつまみのような印象を受けました。
ただ、ご飯が置いてあったというお話もあり、タイミングが悪かっただけなのかもしれません。
次はもう少し早い時間に行ってみようと思います。
トルティーヤ。辛かったですが、本格的な味で美味しかったです。
私は久しぶりにハイネケンをいただきました。
最初は少し物足りない気もしましたが、意外とチーズでお酒も進み、最後はデザートまでいただき、しっかりと堪能させて頂きました。
ちなみに、ラウンジでの料理の提供は20時までですが、それまでに料理をとっておけばは21時まで利用できるそうです。
5. 施設
ヒルトン名古屋にはジムやプールとならんでスパもあります。
ジムは十分な広さがあるうえ、マシンも多いので、待ち時間なく使用することが出来ます。
それに比べてスパは狭く、大人3人が入ると若干きついぐらいです。
個人的にはお部屋のお風呂の方がゆっくり出来る気がします。
ちなみに、ジムは24時間利用可能ですが、ウェアレンタルは20時までなので、20時以降にトレーニングしたい人は20時までに借りておく必要があります。
ジムと更衣室の間には休憩スペースもあります。
運動後にここで休んでから部屋に戻るものオススメです。
6. 朝食
今回の朝食はエグゼクティブラウンジでいただきました。
1階の会場と比べると品数は少なく、利用者もほとんどいません。
私も30分程度いましたが、その間に来たのは2組だけでした。
品数は多くはないですが、野菜や果物、スープなど一通りのものはそろっています。
パンもクロワッサンのほか、食パンも何種類かあっていろんな味が楽しめます。
和食も少しありましたが、この日は洋食中心のメニューにしました。
料理の数は多くないですが、最高の景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。
いろんな種類のものを楽しみたい人には1階を、ゆっくりと静かな空間で朝食を楽しみたい人には圧倒的にラウンジをオススメします。
7. チェックアウト
チェックアウトはチェックインと同様、エグゼクティブラウンジで対応して頂けました。
このとき、私のダイヤモンドの有効期限を調べてもらったのですが、その場ではよくわからず、後日担当してくれたスタッフの方からメールで回答をいただきました。
このあたりの心遣いはさすがヒルトンということころでしょうか。
また次に名古屋に行ったときはヒルトンに宿泊しようと思います。
8. 宿泊料金
今回の宿泊料金ですが、ヒルトンプレミアムクラブジャパン(HPCJ)を通じて予約したため、1泊2日で19,578円(サービス料金込)でした。
ここから全国旅行支援を利用して、3,000円割引と2,000円のクーポンが付いて、実質14,578円の負担です。
ちなみに、平日だったので9時前にチェックアウトしましたが、何もなければこの日は12時までお部屋を利用できたそうです。
マリオットでは最も遅くて16時まで滞在を伸ばせるので、やはりヒルトンのレイトチェックアウトはちょっと短い気がします。
9. 良い点と改善して欲しい点
ヒルトン名古屋の良い点と改善して欲しい点を上げてみました。
良い点
- 部屋からの景色が素晴らしい。
- 朝のラウンジがすいている。
- 接客がスマートですばらしい。
改善して欲しい点
- 施設が古い。上の階の足音が聞こえる。大浴場が狭い。
- 駅から遠い
- レイトチェックアウトが早い。